日本の制服は中国で大人気!?

  学園長ブログ

日本の学校の制服は、男子は詰襟やブレザー、女子はセーラー服やブレザーで、濃紺などの地味な色に統一されていることが多いです。靴や靴下まで指定の色やメーカーのものに指定されていることが一般的ですが、こうした日本人にとって当たり前の学生服のスタイルは、中国のZ世代の若者たちにとって「憧れの的」になっているそうです!

 

日本の学生服風の服は「コスプレ」用

中国の若者は、日本の女子高生の制服風の衣装をネット通販で探して購入することが多く、それを着て「コスプレ」

として楽しんでいるそうなんです!

お花見やコンサート、同人イベントなどに着ていくことが定着しており、人気があるデザインの衣装は、注文してから手元に届くまで「数か月待ち」になることも珍しくないとか。

なぜ、それほどまでに日本の学生服風の衣装の人気があるかというと、日本のアニメやゲームなどによく登場するからで、中国の若者が日本のサブカルチャーの影響を強く受けていることがわかります。

その上「中国の制服と違って、見た目がかわいいから」というのも大きな理由です。

中国の制服は、大多数がジャージです。

学校によって色やデザインは異なりますが、たいていは白、赤、緑、青色などを基調にしたシンプルなものが

大半なんです。

もちろん、体育の授業のときだけに着るのではなく、1日中、教室で授業を受けているときも、この服装で過ごすのです。

 

急激に増加する日本風の学生服の需要

昨今、急激な経済成長による所得の向上や、生活のゆとり、日本など海外の情報がSNSを介して大量に入ってきたことなどにより、「中国の制服はダサくて嫌い。日本の学校のようなかわいい制服を着たい」という若者の声がどんどん大きくなっています。

これを受けて、有名私立を中心に、一部の名門の公立学校でも、日本風や英国風などの制服を採用するところが出てきました。